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外来看護の部屋

基本的な生活・日和見感染予防のために

エイズ発症前は、健康状態に異変がない限り日常生活は今までどおりで問題ありません。

大切なことは定期的な通院と体調管理

HIV医療は年々進歩しています。感染したら大きく生活が変わってしまうように思ったかもしれませんが、 よい体調を維持することができれば、ほぼ普通の人と同じ生活をすることが可能です。 そのためには定期的に通院し、体の状態にあわせて適時に必要な医療を受けることが大事です。

感染したことがあなたの全てではありません。感染しているからといって禁止されている仕事はありません。 感染者は様々な職種についています。結婚しお子さんを持たれた方もいます。 感染してもあなたはあなた、自分らしい生活を作っていきましょう。

とはいえ家庭生活や就労、経済的なこと、偏見への不安など、長い人生の間には、誰でもいろいろな心配や問題を抱えることがあります。
このような家族やパートナー・仕事・病気に関する気がかり、精神的なイライラ・不安などについてはカウンセラーが相談に応じています。
経済的な問題や福祉制度については、ケースワーカーが相談にのることができます。HIVの医療費については、利用できる支援制度があります。

また、HIVに感染した人を支え、共に生きていく社会の取り組みとして、NGO(非政府団体)・NPO(民間非営利組織)の活動があります。 仙台には「東北HIVコミュニケーションズ」という団体があります。

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健康的な生活習慣が日々の基本

特定の生活スタイルがある訳ではありません。 以下のような誰にとっても望ましい体と心に健康的な生活をすることが、体力・免疫力を維持・上昇することにつながります。

  • 食事・睡眠などなるべく規則的な生活のリズムを作りましょう。
  • 翌日に疲労が残らない程度の適切な睡眠時間をとりましょう。
  • 仕事とプライベート・休養、どれも必要なものです。疲れた時には休み、心身のエネルギーの補給を心がけましょう。
  • ストレスをためないよう自分なりの楽しみや、気分転換の方法を身につけましょう。
  • 適度な運動は身体にも心にもプラスになります。
  • 友人やパートナー、家族との関わりを大切にしましょう。
  • ボランティアや地域活動などの社会的な活動は、視野を広げ心を豊かにしてくれるでしょう。

こうした注意も負担になってしまったら逆効果、出来そうなことやれそうなことから少しずつ始めましょう。

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嗜好品について

適量のアルコールは食欲を増すこともありますが、飲み過ぎは免疫力をさげるので注意が必要です。 自分の肝臓の状態を、医師に聞いてみましょう。
タバコはそれ自体が健康に悪いばかりでなく、タバコを吸っていると肺や気管の感染症にかかりやすくなり、また、HIV感染者の免疫能に悪い影響をあたえます。

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日和見感染予防のために

日和見感染を防ぐ基本は

  1. かぜの予防
  2. 食中毒の予防
  3. 病気の人や動物との接し方に気をつけること
です。

  • かぜの予防
    インフルエンザは免疫が低下している人には重症の肺炎を起こすことがあります。 人混みを避けたり、外出から帰ったら手を洗い、うがいを習慣にしましょう。
  • 食中毒の予防
    サルモネラ、クリプトスポリジウムなどは食べ物や水、手の指に付着して口に入って感染(経口感染)します。こうした経口感染には食中毒の予防方法が有効です。特に免疫が低下している場合には食中毒が重症になることがあります。

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細菌性食中毒を防ぐ3原則

  • 細菌をつけない
    食事や調理前には必ず手を洗いましょう。
    台所は整理整頓し、まな板、包丁、ふきんなどの調理器具はいつも清潔にしておきましょう。
  • 細菌を増やさない
    食品は日付をみて新鮮なものを選び賞味期限内に食べましょう。
    冷蔵庫をを過信せず食品の鮮度を確かめて使いましょう。
  • 細菌を殺す
    加熱することが大切です。調理後は早く食べるように心がけましょう。
    生の貝、魚、肉、卵やそれを使用した食品に気をつけましょう。
    人によって免疫力が違いますので具体的なことは主治医と相談してください。

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動物などの接し方

ペットを飼うことは生活を充実させます。しかしペットには人間も感染する病原体がいることもあります。また、公園の砂場や盛り土には動物の糞が混じっていることがあるので注意しましょう。

動物からうつる病気には次のようなものがあります。

  • トキソプラズマやその他の寄生虫・・・調理の不十分な肉類や動物の糞
  • クリプトコッカス・・・鳩の糞
  • サルモネラ・・・亀などのは虫類や動物の糞

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ペットからの日和見感染を防ぐために次のことに気を付けましょう

  • ペットが病原体をもっていないか予め獣医にチェック。
  • ペットはいつも清潔にし、ふんの始末はきちんとしましょう。
  • ペットが病原体に感染しないよう注意し、ペットに触れた手を洗いましょう。
  • 餌を口移ししたり、ベットに入れて一緒に寝たりしないようにしましょう。

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